はじめに
「スキンケアを頑張っているのにニキビが減らない」
「むしろスキンケアを変えたら悪化した気がする…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、ニキビ肌の方にとって、一般的な“良い成分”が必ずしも肌に合うとは限りません。
特に注目したいのが「グリセリン」と「エタノール(アルコール)」。
この記事では、なぜニキビ肌にグリセリンフリー・エタノールフリーのスキンケアが適しているのか、理由と選び方を徹底解説します。
1. グリセリンとは?なぜニキビ肌には合わないことがあるの?
1-1. グリセリンの役割
グリセリンは保湿成分としてほとんどのスキンケアに配合されており、水分を抱え込む性質からしっとり感を演出する優秀な成分です。
1-2. グリセリンがニキビ肌に与える影響
しかし、ニキビ肌にとっては以下のようなデメリットがあることも:
- 粘性が高く、毛穴をふさぎやすい
- アクネ菌のエサになる可能性がある
- 肌の常在菌バランスを乱すケースも
特に皮脂分泌が活発な方や、毛穴詰まりを起こしやすい肌タイプでは、グリセリンが逆効果になることがあります。
2. エタノールとは?さっぱりするけど要注意
2-1. エタノールの役割
- さっぱりとした使用感を演出
- 成分の浸透をサポート
- 防腐・殺菌作用
化粧水に含まれることが多く、オイリー肌向けとして販売されている商品にもよく使われます。
2-2. エタノールがニキビ肌に与える影響
一見さっぱりして良さそうに思えますが…
- 刺激が強く、炎症を悪化させる可能性
- 皮脂を奪いすぎて、かえって皮脂分泌が過剰になる
- 肌のバリア機能を弱める
特に赤ニキビや敏感肌の方は、エタノールが原因でピリつきや乾燥、悪化を感じるケースが多く報告されています。
3. ニキビ肌には「フリー処方」がおすすめな理由
3-1. 肌への負担を最小限にできる
「何を与えるか」よりも「何を入れないか」が大切な時期もあります。
ニキビが繰り返す方、肌が不安定な方はまず肌のリセット期間として、刺激となる成分を極力排除したスキンケアがおすすめです。
3-2. 肌の再生力を活かせる
炎症を起こした肌には、「治る力=自然治癒力」を引き出すサポートが必要です。
フリー処方にすることで、肌が本来持つ回復・再生機能が活きやすくなります。
4. PLANCEが推奨するスキンケアの選び方
PLANCEでは、ニキビ肌・赤み・敏感肌の方に以下のような処方を推奨しています:
【避けたい成分】
- グリセリン(高配合)
- エタノール
- ミネラルオイル・重い植物オイル
- 合成香料・合成着色料
【おすすめ成分】
- ビタミンC誘導体(皮脂コントロール+抗炎症)
- ナイアシンアミド(再生サポート+美白)
- セラミド(バリア修復)
- アラントイン・グリチルリチン酸(鎮静)
- ノンコメドジェニックテスト済みアイテム
5. よくあるQ\&A
Q1. 「グリセリンフリー」と書いてない化粧水は使えませんか?
成分表をチェックし、「グリセリン」が上位(5番目以内)にないか確認しましょう。低濃度であればOKな人もいますが、ニキビが悪化するようなら見直しを。
Q2. しっとりしないと乾燥しませんか?
セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分を活用すれば、グリセリンがなくても十分保湿は可能です。
油分を補わず、水分とバリア機能を重視するのがポイント。
Q3. PLANCEで使っているスキンケアはどうしてるの?
PLANCEでは、ニキビ肌の方でも使えるよう成分に徹底的にこだわり、低刺激・高機能のケアラインを開発・使用しています。施術中もお肌に合わせてアイテムを切り替えています。
まとめ
ニキビがなかなか治らない…。
そんなときこそ「スキンケアの成分を見直す」ことが、肌改善への近道です。
グリセリンフリー・エタノールフリーの処方は、肌に不要な刺激を与えず、赤ニキビや繰り返す炎症を根本から落ち着かせるための第一歩。
PLANCEでは、肌質改善のプロがあなたの肌に合ったスキンケアをマンツーマンでご提案しています。
ぜひ一度、肌診断からはじめてみませんか?
